
カナダ先住民族 クリーの長老の語りと 「虹の戦士」公演
2025年6月20日(金曜日)
17:00〜20:00
愛知県立大学長久手キャンパス講堂
入場料無料

カナダ先住民族クリーの長老の語りと「虹の戦士」公演

「スピリットの帰還」という原題を持つこの物語は、
カナダ最大の先住民族クリーにかつていた
「光の瞳(アイズ・オブ・ジ・ファイヤー)」
と呼ばれた老婆が残した予言的な物語である。
現代を生きる一人の少年が、
自分の中に眠る『何か』の存在に気づき、探す旅。
地球が病んで動物たちが姿を消し始めるまさにその時、
みんなを救うために虹の戦士が現れる。
この諺がもとになって生まれた物語といわれている。

虹の戦士
この物語は、カナダ先住民族クリーに古くから伝わる言い伝えです。
この地球を愛し、守り、七世代先までの子孫に手渡すために、
人はどのように生きるべきか。
全ての生きとし生けるものは兄弟姉妹。
私たちはその全ての兄弟を守り、ケアしながら生きていく。
その人間の覚悟と責任を伝えている口頭伝承です。
そしてこの地球上に生きる全ての生命を見守っているのは、
大いなる霊であるグレートスピリット、
そして、東西南北の精霊、祖先霊や大地母神などです。

愛と喜びをみんなの間に広げることだけが、
この世界の憎しみを
理解と優しさに変えることができる


第一部
17:00-18:10
ケネッチの講演
第一部では、カナダ先住民族の知恵を、
サスカチュワン州に住む、クリーの長老であるケネッチの語りから伝えます。
語り
ケネッチ・シャーレット
Kennetch Charlette
カナダ合衆国サスカチュワン州在住。クリーのチーフの一人。 コミュニティ・ウェルネス・ワーカー(メンタルヘルスと依存症治療)として働き、セレモニーとスピリチュアル・リーダーとして33年勤めている。 サンダンス、スウェットロッジ、ウーマンズセレモニー、パイプ・セレモニー、断食などを執り行う。 またティピ制作者としても活躍中。 以前は、脚本家、俳優、演出家として25年間アートに携わっていた。


第二部
18:30-20:00
舞台「虹の戦士」
第二部では、老婆と少年の対話から生まれる物語「虹の戦士」の舞台を、2010年から伝えてきた女優、坂口火菜子が演じます。
語り
坂口 火菜子
Kanako Sakaguchi
東京都出身の舞台女優。クリーの「虹の戦士」の語り部を15年以上務めている。2002年からカナダに行き、ケネッチ達と生活をする経験から、クリーの知恵の深さに驚き、カナダ先住民族の神話や世界観に触れ、文化やセレモニーに関わってきた。ウーマンズセレモニーを初めて正式に受け継ぐ。


音楽
山田 圓尚
Ensyo Yamada
7 generations walk 代表
淡路島 東栄精舎 妙有庵主
サンダンサー
1973生まれ
2009から7 generations walk主催
2011 サンダンサー
2021 淡路島妙有庵 開庵

舞台「虹の戦士」を見たら、あなたはきっと、
私たちが今この地球に生きている奇跡に、
静かに感動するでしょう。
そして、母なる地球に感謝し、
今、私たちができることを行動し始めるでしょう。



